高機能自閉症 |
スポンサードリンク 日本だけで120万人を超えると言われる自閉症患者。その症状などによって様々な名称が存在し、高機能自閉症も自閉症(発達障害)の一種です。症状的に、普通の自閉症よりも気が付きにくいので親の発見が遅れる場合も少なくありません。 高機能自閉症とは自閉症は、簡単に分類すると知的障害を伴う「低機能自閉症(一般的な自閉症)」と、知的障害を伴わない(高機能自閉症(IQ70以上))に分けられます。また、この高機能障害の様に知的障害が存在せず、症状が軽い人を「アスペルガー症候群」と呼びます。知的障害が無いので(特にアスペルガー症候群の場合)気が付きにくく、診断された親も納得出来ない場合もあります。アスペルガーの場合は、高機能自閉症と判断されてから、数年経ってから判明する事が多く見られます。 高機能自閉症の原因自閉症同様、ハッキリとは分かっていません。時々「親の育て方が〜」と言う誤解をしている方もいますが、それが原因ではありません。一般的には先天的な問題と言う見方が強まっています。稀に大人になってから診断される人もいますので、先天的な問題以外も少なからず絡んでいるのでしょう。 高機能自閉症の定義主に、次の定義を果たしているものを高機能自閉症と指します。 ・他人とのコミュニケーションが難しい ・言語発達の遅れ ・興味が特定のものにしか向かない ・動作がぎこちない ・知的発達は遅れていない ・これらの症状が3歳前後までに現れた場合(あくまで多くの場合は当てはまるだけで、絶対ではない) 高機能自閉症の症状以下の様な症状が現れた場合、高機能自閉症の可能性があります。身の回りの人でこの様な症状が当てはまる事があれば充分注意しましょう。気が付いたら早めに精神科などで診察を受けてもらう事が重要です。 ・暗黙のルールと言うべき一般常識が分からない ・初対面の相手でも異常にフレンドリー ・友人関係を結ぶのが困難 ・対人関係でトラブルを起こす事が多い ・人と会話しても内容が理解出来ない ・会話で自分の意思表示を出来ない、苦手 ・物事をそのまま捉えてしまう ・行動パターンが常に一定で変化を嫌う ・一部の事にのみ集中する ・人とは違う事に強い関心を抱く ・やや不器用で工作などは苦手 高機能自閉症の長所長所と言うのもおかしいかもしれませんが、高機能自閉症の人は総じて偏見に囚われない考え方を持ち、高い記憶力を持っている人が多く見られます。常人よりも知的レベルが高い人や理数系に非常に優れた人もいます。そして一つの事に強い集中すると言う事は、その分野に対しても豊富な知識を有している場合もあります。欠点ばかり気にせず、これらの長所を理解して伸ばしてあげる事が高機能自閉症患者にとって非常に大切な事なのです。ただし、必ずしも全ての人が高い知識や能力を持っている訳では無いと言う点も覚えておいて下さい。高機能自閉症=頭が良いと言う先入観を持たれて、嫌な思いをする人もいるのです。 高機能自閉症による合併症学習障害や感覚過敏、注意欠陥多動性障害、ダウン症を引き起こす事があります。普通の自閉症とは違い、知的障害に合併する可能性は低くなっています。 高機能自閉症は療育手帳の対象外療育手帳は知的障害の場合を対象としています、基本的に高機能自閉症は「知的障害を伴わないもの」と言う定義があり、療育手帳はIQで表すと70以下で認定される物です。金銭的な問題でどうしても受けたい!と言う方は、可能性は低いですが福祉窓口や医療機関で一度相談してみると良いかもしれません。 ただし、様々な免除を受ける反面社会的に障害者と認知されるのを苦痛に思う人もいますので、申請出来る場合であっても慎重に決めるべきでしょう。 スポンサードリンク |