パニック症候群

パニック症候群という名前を最近よく耳にするようになりました。パニック症候群という名前は20年ほど前についた名前ですが、その症状自体は昔からあり、自分の心と身体の状態に不安を覚えた人も多かったようです。

現在でも、パニック症候群については、症状が誤解されて認識されていることも少なくありません。パニック症候群だと知らずにいると、欝(うつ)などに進行してしまうこともあります。パニック症候群は、病院や薬で治すことのできるものです。

日常生活を普通に健康に送ることが出来るように、パニック症候群について正しく理解していきたいと思います。

パニック症候群とは

「パニック障害」という別名で呼ばれることもある、「パニック症候群」は、不安障害のひとつです。自分の身体には特に異常がなくても、ある日突然、激しいめまい・動悸(どうき)・息切れなどの症状に襲われます。「パニック障害」「パニック症候群」という名前で呼ばれるようになったのは、1980年で、それまでは「不安神経症」「自律神経失調症」「心臓神経症」などと呼ばれていたため、パニック障害の症状に対する誤解や、自分の症状に気づかず、パニック障害の症状が悪化してしまい、鬱(うつ)の状態になってしまうケースも多かったようです。一度パニック発作が起こったあとにまた同じようなパニック発作が起こるかもしれない、という予期不安と呼ばれる症状が1ヶ月以上続く状態になると、パニック障害と診断されます。また、この「パニック発作」が起きる前に「予期不安」を感じることが多かったり強かったりすることで、パニック発作をさらに引き起こしやすくなってしまうという悪循環になってしまいます。パニック症候群のほかにも、不安障害として「強迫障害」「全般性不安障害」「ストレス障害」「恐怖症」などにも、予期不安・パニック発作などの症状が現れることがあります。

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パニック症候群の症状

パニック症候群は「パニック」という単語が使われていることから、ちょっとあわてた状態の「パニック」になってしまうことが多い状態であると勘違いされていることがあります。しかし、「パニック症候群」の「パニック」は今まで体験したことのないような激しい不安と恐怖が襲ってくるすさまじい状態のパニックなのです。

パニック症候群の症状・パニック発作の種類

パニック症候群で起こる「パニック発作」は、突然襲ってくる激しい動悸・めまい・息切れ・発汗などのいくつかの症状がほぼ同時に一気に起こり、10分ほどの間に、その激しい発作はピークに達します。あまりにも突然、激しい症状に襲われることで、自分の生命に危険を感じたり、気が変になってしまうのではないか、という恐怖感にも襲われることになります。このパニック発作は、短時間のうちにピークに達すると、そのまま長時間発作が続くことはなく、30分〜1時間のうちに発作は自然と収まってしまいます。

パニック症候群で現れる症状

パニック障害で襲われる症状には様々なものがあり、パニック発作時には症状のいくつかが同時に4つ以上起こります。3以下の症状の場合は、「症状限定発作」と呼び「パニック発作」とは区別して考えられています。

パニック発作の定義

身体に特に異状が認められないのに、パニック症候群の症状が、4つ以上起こる場合、パニック発作と定義されます。このパニック発作は、自分で発作の予期が出来ずに起こり、パニック発作を体験した後、また同じような発作が起きるかもしれない、という予期不安が続くと、「パニック症候群」と診断されます。

パニック症候群かな? と思ったら…

パニック症候群かもしれない…、と思ったら一人で悩まずに診療所へいってみましょう。パニック症候群の効果的な治療方法は、自分に合った診療所を見つけることから始まると思います。パニック症候群の場合、「心の専門家の診療所を受診するのがいいと思いますが、「心療内科」「精神神経科」「診療カウンセラー」などがありますが、主にパニック障害の治療を行う診療所は「心療内科」「精神神経科」です。パニック症候群を知らずに放っておくと、うつ状態になることもあります。「うつ病」と「うつ状態」は違うものですが、鬱の状態でいることは精神的にもよくない状態ですので、出来るだけ早めに診療所へ行き治療するようにしましょう。

パニック症候群・診療所の選び方

パニック障害は、症状が酷くなってくると外へ一人で出かけることが困難になってくる場合があります。そのため、自分が通院しやすい場所にある診療所を受診することも、診療所選びのポイントにしておくといいと思います。

パニック症候群の疑いがある場合は普段いきなれている、かかりつけの診療所にこういったポイントに当てはまるような専門家のいる診療所を紹介してもらうのもいいと思います。

パニック症候群の治療

パニック症候群は、「薬物療法」「行動療法」「ストレス解消」などを上手く組み合わせて、治療していく治し方が効果的です。パニック症候群の治療法では薬物療法が中心になることがほとんどで、パニック発作や予期不安の症状を改善することが出来ます。パニック症候群の治療の進み方や、薬の効き具合は人によって個人差がありますが、大体3〜4週間で薬の効き目が現れてくることが多いそうです。また、パニック症候群の治療法で、薬を使うことを不安に思う人もいると思いますが、パニック症候群の治療に使われる薬は極端に強い効果があるものではなく、怖い薬ではありませんので安心して、診療所で治療を行ってください。うつ状態になっている場合は、治療を進めることを急ぐより、休養を優先にしましょう。しかし、完全に一人になってしまうとうつ状態がひどくなってしまう場合があります。周囲の人が、休養をとることを勧めても決して一人にせず、周りから常に見守っている人がいることを感じられるようにしてあげると安心して休養することが出来ると思います。

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